便 秘
生後2、3か月頃の赤ちゃんがウンチが固くてでないとか、真っ赤な顔をしていきんで泣きだすような時は本当に可哀想ですね。3、4日に1回くらいしかでないという赤ちゃんもいます。
この頃まではお乳をたくさん飲んで吸収し体重が増える時期なので便秘になりやすい傾向があるのです。
このようなときは、おなかをさすってあげたり、抱っこをして表にでてからだを動かす工夫もよいでしょう。
寝かせてばかりではなく、腹筋を使うようにからだ全体の運動も助けになるものです。
それでもでにくいようであれば、コヨリか綿棒を使って肛門を刺激したり浣腸をします。
この時期の便秘の大半は離乳が進めばなおるものが多いのです。
離乳食が始まり、6、7か月頃になるとまた便秘になるという場合があります。
このようなときはお母さんが用心深すぎて、いつまでもうらごしのものばかりあげたりしていることがあります。野菜や果物、魚など品数を増やしてほしがるだけあげてください。
はじめはそのままの形ででてくるようなことがあるかも知れませんが、ウンチはぐっとでやすくなります。
また外にでる時間を長くしたり、おむつを替える時、おへそのまわりを時計の針が進む方向に手のひらでマッサージをしてあげてもよいでしょう。腸の運動を助けることになり効果があります。それでもでない時は、小児用の浣腸を使います。